英国スターリングシルバーの1780年代から1880年頃まで使われたディナーサーヴィス用のディッシュリングです。 使用方法の説にポテトディッシュと伝えられていますが、それは実証性がないと言われています。ただ古くからヨーロッパの物語に語られるダイニング用の器として使われいたとされますが、あまりにも様々な説が語られ実態は謎のディッシュです。
こちらには内側にブルーグラスボウルを重ねていますが、当時は木製のボウルを中に重ね温かいお料理を入れたり、ディッシュの内側にナプキンで包み込むように合わせたなどとも語られていますので、保温性を考えた構造からディッシュリングが用いられたのかもしれません。木の器が残ること無くスターリングシルバーのリングのみも見かけます。
全体を透かし紋様で飾られ、そのモチーフにも特徴があります。動物や鳥、フローラル紋様というモチーフで飾られています。 こちらのディッシュリングも同じようなモチーフが施され内側にはボウル状になったブルーグラスを嵌めていますので、当時の使い方を再現されたり
ダイニングテーブルの高低さを楽しむようにテーブルセッティングにディッシュリングをアレンジ してみませんか。
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