英国スターリングシルバーのイパーンです。ピアッシング装飾で飾られた台座をベースに立ち上がるように中央の花びら状のベースを支えています。左右には同様に飾られたピアッシング装飾の花かごバスケットを釣り下げピアッシング部分の可憐さとともに支柱となります中央のベースも安定感を持たせた堂々たるイパーンです。英国では1750年頃から御屋敷のダイニングテーブルを飾るセンターピースとしてキャンデラブラとともに果物を
盛りつける為に様々なスタイルのイパーンがシルバースミスへ特注されました。 左右に広がるラインに限らずトップのベースを中心に左右にそれぞれ2個
or3個のバスケットを吊り下げるイパーンや前後左右に吊り下げるイパーンもみられます。 貴族のステータスであったオランジェリーで栽培された南の国のフルーツを晩餐会にお披露目するプリティなイパーンが英国貴族の御屋敷で多々オーダーされました。こちらのイパーンはエドワーディアンに入りサイズこそコンパクトに仕上げていますが
総重量はヘビー級と贅を尽くした豊かな英国の時代を反映したイパーンです。 さらにピアッシング装飾も技術アップされていますので曲線的なライン紋様はこの時代だからこそ仕上げられたイパーンです。
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